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今知っておくべきptsd情報~克服街道まっしぐら~

併発しやすい病気

カウンセリング

ptsdは、過去に経験した強烈なトラウマ体験が原因で起こる精神疾患です。辛い記憶のフラッシュバックやずっと続く恐怖感・緊張感、イライラや無気力感といった抑うつ症状など、さまざまな症状があらわれ、それによって患者さんが長年苦しむケースも珍しくありません。また、ptsdは他の精神疾患も併発しやすいという特徴もあります。そうなってしまった場合は、薬物療法、精神療法などの治療法を上手く組み合わせて適切な治療をしていくことが大事です。特にptsdと併発しやすい精神疾患には、次のようなものがあげられます。

まずは「うつ病」です。このうつ病は、精神疾患の中でも比較的有名な病気なので、聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。うつ病には、「イライラ、無気力感、または焦燥感といった抑うつ症状」や、「集中力が散漫になる」、「食欲が湧かず、食事を楽しめなくなる」、「悲しい状態が続き、好きなことも楽しめなくなる」といった症状が少なくとも2週間以上続きます。症状が悪化すると、学校や仕事に行けなくなったり、家事なども満足にこなせなくなったりするでしよう。しかし、「気のせいだろう」、「体のどこかが悪いのでは」と考えてしまう人が多く、内科を受診したりしてなかなかうつ病であることに気づけないケースが多いのです。イライラや気分の落ち込み、無気力感が少なくとも2週間は続いている、という場合は、まず精神科を受診するようにしましょう。

次にptsdと併発しやすい病気として、「パニック障害」があげられます。パニック障害とは、強い緊張感や不安感を抱き、発作などの症状も伴う病気のことです。パニック障害の代表的な症状には、「パニック発作」、「予期不安」、「広場恐怖」があります。「パニック発作」は、満員電車やエレベーターなど、混雑している場所や狭い場所などで、強い不安、ストレスを感じて吐き気、過呼吸などの症状があらわれます。「予期不安」では、以前発作が起きた場所に行くことで「また発作が起こるのでは」といった強い不安感を抱き、行動範囲を狭めたり、行動自体を抑制してしまったりします。「広場恐怖」では、密室や大型ホールなど、混雑した広い空間で「逃げられない」という妄想にとらわれてしまい、発作症状を起こします。